-- 天文・理科学ではない宇宙の「産業」「ビジネス」に特化したメディア --

ヘッドライン(新着。更新情報)

衛星ショートメッセージデモに成功
アークエッジ・スペースは、IoT衛星コンステレーションの構築と活用事業の国際展開に向け、衛星ショートメッセージのデモに成功した。                             ▲NIHONBASHI SPACE WEEK 2025 「共創の地平ー宇宙ビジネスで進む日アフリカの協力」セッションの様子 今回のデモでは、電池で駆動するシンプルな地上IoT端末から自社衛星へのショートメッセージを送信し、その内容を即時に自社地上局でダウンリンク受信するもので、11th UNISEC-Global Meetingの会期中にライブで実施され、18か国からの参加者に向けて衛星IoTサービスの実用性を示した。 11月1~4日に開催された会合においてアークエッジ・スペースは、各国・各地域でのIoTコンステレーションの利活用推進と国際的な協働開発に向けて、IoT衛星コンステレーションの概要や、それを構成する衛星および地上端末の開発手法を紹介した。参加者は、アンテナ製作のハンズオントレーニングや、地上IoT端末から衛星へのデータ送信デモンストレーション、IoTセンサやシステムの展示・実演を通じて、実際の開発・運用プロセスを体験し、強い関心を示した。また、各国・各地域のチームによるIoT衛星コンステレーションを活用したミッション提案が次々と寄せられている。 アークエッジ・スペースは、11th UNISEC-Global Meeting、また10月28~30日に東京・日本橋エリアで開催されたNIHONBASHI SPACE WEEK 2025を通じて各国・各地域との連携を深め、IoT衛星コンステレーションの拡充によるサービス向上と、その活用を通じたデータ収集サービスの国際展開を推進する。さらに、衛星データと地上IoT端末で取得したデータを統合し、利用者のニーズに応じた情報提供を可能にする地理空間情報プラットフォームのPoCを国内外で実施している。これらの取り組みを通じて、グローバルな社会課題の解決と人材育成に貢献していく。 ニュースソースを読む
2025/11/19 19:00:00
日本橋にアジア初欧州宇宙機関拠点
三井不動産株式会社とクロスユーが運営する東京・日本橋の宇宙ビジネス拠点「クロスニホンバシ・タワー」内に、欧州宇宙機関(ESA)のアジア初となる活動拠点が10 月28日に開設した。       ▲X-NIHONBASHI TOWER内 ESAオフィス ESAは、1975年に欧州各国が共同で設立した欧州最大の宇宙機関で、本部はフランス・パリに置かれ、英仏伊独など欧州23か国が加盟している。その活動は欧州にとどまらず、日本を含む世界の産業界・研究機関との連携を通じて国際的な宇宙開発を牽引している。クロスユーとESAは、昨年11月に宇宙分野の協力促進を目的とした提携に関しパートナーシップ(LOI)を締結し、宇宙事業を行うヨーロッパのベンチャー企業と日本企業のビジネスマッチングなどを推進してきた。 この度、クロスユーとのさらなる連携の強化とJAXAや急成長を続ける日本の宇宙エコシステムとの協力を深化することを目的として、「X-NIHONBASHI TOWER(クロスニホンバシ・タワー)」に ESAの活動拠点が開設された。同拠点では、ESAの代表者が常駐し、クロスユーとの共創プログラムを推進するほか、欧州と日本の政府機関や商業宇宙セクターのステークホルダー間の調整促進など、日欧の宇宙ビジネスプレイヤーの橋渡しに係る業務を行う。 ニュースソースを読む
2025/11/18 19:00:00
7.5億円の第三者割当増資を実施
Space Quartersは、シードラウンドとして、Frontier Innovationsをリード投資家として、複数投資家を引受先とする7.5億円の第三者割当増資を実施した。      ▲宇宙建築システムを開発している東北大学発ベンチャーのSpace Quarters Space Quartersは「人類の可能性を拡げ続ける」ことをミッションに、軌道上や月面でのインフラとなる大型構造物を施工する宇宙建築システムを開発している東北大学発ベンチャーで、ツクリエが共同事業体として運営する、神奈川県川崎市・新川崎地区にある技術系スタートアップのオープンイノベーション拠点「かわさき新産業創造センター(KBIC)」に入居している。同社は2022年6月創業以来、ロボットシステムおよび電子ビーム溶接機の開発を進め、スカパーJSAT、JAXA、大林組、IHIエアロスペースなど複数の大手企業と政府機関よりプロジェクトを受注し、事業の実現に向けて進捗を重ねている。 Space Quartersは、エンジェルラウンドの資金を利用して宇宙建築ロボットシステムの設計と要素技術の地上でのPOCを完了、2027年、2028年に控える宇宙での溶接接合実証、組立実証を実施し、正式なサービスローンチに向けた開発を加速させるため、この度資金調達を実施した。資金使途として、開発チームの強化、試験設備の導入・改修、宇宙実証を想定している。 ニュースソースを読む
2025/11/17 19:00:00
2
3
4
5
6
4 / 全 41 ページ
友だち追加
宇宙経済新聞ニュースレター
購読申し込み

登録は無料です

  • 画像1
  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
【 AD 】
【 AD 】
【 AD 】