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【独自取材】「宇宙スキル標準の現時点」Vol.2
前号からの集中特集『宇宙スキル標準』全国説明会(8月4日、内閣府がオンラインにて開催)の模様(事務局による説明)を、引き続き、読み物的に再現していく。宇宙スキル標準は、内閣府のホームページ内で検索すれば閲覧できる。EXCELファイルで細かくスキル・業務データベースの一覧化を図った「試作版」は、さらに誰しもに「読んでもらいたい時に、使いやすい、わかりやすい」成果物を目指し、ブラッシュアップしてい
2025/12/16 17:01:25
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衛星ショートメッセージデモに成功
アークエッジ・スペースは、IoT衛星コンステレーションの構築と活用事業の国際展開に向け、衛星ショートメッセージのデモに成功した。 ▲NIHONBASHI SPACE WEEK 2025 「共創の地平ー宇宙ビジネスで進む日アフリカの協力」セッションの様子 今回のデモでは、電池で駆動するシンプルな地上IoT端末から自社衛星へのショートメッセージを送信し、その内容を即時に自社地上局でダウンリンク受信するもので、11th UNISEC-Global Meetingの会期中にライブで実施され、18か国からの参加者に向けて衛星IoTサービスの実用性を示した。 11月1~4日に開催された会合においてアークエッジ・スペースは、各国・各地域でのIoTコンステレーションの利活用推進と国際的な協働開発に向けて、IoT衛星コンステレーションの概要や、それを構成する衛星および地上端末の開発手法を紹介した。参加者は、アンテナ製作のハンズオントレーニングや、地上IoT端末から衛星へのデータ送信デモンストレーション、IoTセンサやシステムの展示・実演を通じて、実際の開発・運用プロセスを体験し、強い関心を示した。また、各国・各地域のチームによるIoT衛星コンステレーションを活用したミッション提案が次々と寄せられている。 アークエッジ・スペースは、11th UNISEC-Global Meeting、また10月28~30日に東京・日本橋エリアで開催されたNIHONBASHI SPACE WEEK 2025を通じて各国・各地域との連携を深め、IoT衛星コンステレーションの拡充によるサービス向上と、その活用を通じたデータ収集サービスの国際展開を推進する。さらに、衛星データと地上IoT端末で取得したデータを統合し、利用者のニーズに応じた情報提供を可能にする地理空間情報プラットフォームのPoCを国内外で実施している。これらの取り組みを通じて、グローバルな社会課題の解決と人材育成に貢献していく。 ニュースソースを読む
2025/11/19 19:00:00
日本橋にアジア初欧州宇宙機関拠点
三井不動産株式会社とクロスユーが運営する東京・日本橋の宇宙ビジネス拠点「クロスニホンバシ・タワー」内に、欧州宇宙機関(ESA)のアジア初となる活動拠点が10 月28日に開設した。 ▲X-NIHONBASHI TOWER内 ESAオフィス ESAは、1975年に欧州各国が共同で設立した欧州最大の宇宙機関で、本部はフランス・パリに置かれ、英仏伊独など欧州23か国が加盟している。その活動は欧州にとどまらず、日本を含む世界の産業界・研究機関との連携を通じて国際的な宇宙開発を牽引している。クロスユーとESAは、昨年11月に宇宙分野の協力促進を目的とした提携に関しパートナーシップ(LOI)を締結し、宇宙事業を行うヨーロッパのベンチャー企業と日本企業のビジネスマッチングなどを推進してきた。 この度、クロスユーとのさらなる連携の強化とJAXAや急成長を続ける日本の宇宙エコシステムとの協力を深化することを目的として、「X-NIHONBASHI TOWER(クロスニホンバシ・タワー)」に ESAの活動拠点が開設された。同拠点では、ESAの代表者が常駐し、クロスユーとの共創プログラムを推進するほか、欧州と日本の政府機関や商業宇宙セクターのステークホルダー間の調整促進など、日欧の宇宙ビジネスプレイヤーの橋渡しに係る業務を行う。 ニュースソースを読む
2025/11/18 19:00:00
7.5億円の第三者割当増資を実施
Space Quartersは、シードラウンドとして、Frontier Innovationsをリード投資家として、複数投資家を引受先とする7.5億円の第三者割当増資を実施した。 ▲宇宙建築システムを開発している東北大学発ベンチャーのSpace Quarters Space Quartersは「人類の可能性を拡げ続ける」ことをミッションに、軌道上や月面でのインフラとなる大型構造物を施工する宇宙建築システムを開発している東北大学発ベンチャーで、ツクリエが共同事業体として運営する、神奈川県川崎市・新川崎地区にある技術系スタートアップのオープンイノベーション拠点「かわさき新産業創造センター(KBIC)」に入居している。同社は2022年6月創業以来、ロボットシステムおよび電子ビーム溶接機の開発を進め、スカパーJSAT、JAXA、大林組、IHIエアロスペースなど複数の大手企業と政府機関よりプロジェクトを受注し、事業の実現に向けて進捗を重ねている。 Space Quartersは、エンジェルラウンドの資金を利用して宇宙建築ロボットシステムの設計と要素技術の地上でのPOCを完了、2027年、2028年に控える宇宙での溶接接合実証、組立実証を実施し、正式なサービスローンチに向けた開発を加速させるため、この度資金調達を実施した。資金使途として、開発チームの強化、試験設備の導入・改修、宇宙実証を想定している。 ニュースソースを読む
2025/11/17 19:00:00
新顧問体制で宇宙事業推進を強化
Fujicの顧問に、宇宙産業領域において豊富な経験や知見、ネットワークを有する、川元健一氏が就任した。川元氏の就任により、同社顧問体制は4名となる。 ▲Fujic顧問に就任した川元健一氏 Fujicは、クラウドコンピューティング・AI等の技術を活用し、宇宙関連の政府機関や企業と様々なプロジェクトを推進している。また、今後さらなる成長が期待される宇宙産業関連ソフトウェア市場におけるプレゼンス向上に取り組んでいる。この度、元・Space BDの川元氏を顧問として迎えることで、宇宙業界における豊富な知見・経験・ネットワークを活かし、同社の宇宙事業推進体制をより戦略的に強化するとともに、産官学および国内外パートナーとの連携をさらに深化させていく。 川元氏は、「Fujicがこれまで培ってきた、お客さまの課題解決に寄り添う姿勢や、クラウド・システム構築などの知見と実績が、宇宙産業のこれからの発展、ひいては日本がより豊かな国へと成長するために果たす役割をお手伝いできることを嬉しく思っています」とコメントしている。 ニュースソースを読む
2025/11/14 19:00:00
宇宙サイバーセキュリティ専門組織
日本初の宇宙サイバーセキュリティ専門組織「Japan Space ISAC」は、10月より会員募集を開始した。 ▲代表理事の粟津昂規氏 一般社団法人Japan Space ISAC(アイザック=Information Sharing and Analysis Center)は、宇宙機(人工衛星等)の設計・製造や運用、地上局の運用、打上等の宇宙関連ビジネス分野に携わる民間企業が参画し、様々な宇宙産業におけるセキュリティレベルの向上のための研究開発をはじめ、組織・企業の枠を超えた情報共有・分析を強化。近年高まる宇宙領域におけるサイバー攻撃やリスクに対し、加盟各社と共に課題解決へ挑む。 日本の宇宙産業は、大きな可能性を秘めた成長分野であり、同組織が目指すものは、単に脅威から「守る」だけの受け身のセキュリティではなく、セキュリティを確保することで企業の信頼性を高め、新たなビジネスチャンスを創出し、日本の宇宙産業の国際競争力を強化することである。「攻めのセキュリティ」を実現する、世界でも先進的な業界団体を目指す。 ニュースソースを読む
2025/11/13 19:00:00
和歌山県民の想いを宇宙へ届ける
スペースワンは、カイロスロケット3号機の打上げに際し、地域住民の想いを宇宙へ届ける「地元メッセージ打上げプロジェクト」を始動する。 ▲カイロス便による「地元メッセージ打上げプロジェクト」始動 同プロジェクトは、和歌山県および串本町・那智勝浦町の計3,000人から寄せられた応援メッセージを刻印した特製シール(デカール)を、カイロスロケット3号機に貼付し、宇宙へ打上げる取り組み。日頃より地域から寄せられる支援への感謝の意を込めるとともに、想いを宇宙へ届けることで、宇宙をより身近に感じられる機会の創出を目指す。 応援メッセージの募集期間は11月30日(日)まで。対象者は、和歌山県内に在住、または通勤・通学者。 ニュースソースを読む
2025/11/12 19:00:00
宇宙空間における電力供給を確認
出光興産が開発する宇宙用CIGS太陽電池が搭載された超小型衛星『BOTAN』が、10月 10 日(日本時間)にISSから放出され、予定されていた初期ミッションを達成した。 ▲超小型衛星『BOTAN』の外観(提供:千葉工業大学) 初期ミッションの一つとして、出光興産が開発する宇宙用CIGS 太陽電池の宇宙実証が行われ、宇宙空間においてBOTANへ電力の供給ができていることが確認された。BOTANは1辺10cmの立方体サイズ・約1kgのキューブサットと呼ばれる超小型衛星で、千葉工業大学の学生が「高度技術者育成プログラム」の一環として開発した。BOTANは同プログラムのもと開発された超小型衛星の4機目で、出光興産が開発する宇宙用CIGS太陽電池は非常に高い放射線耐性を持つ点が評価され、搭載に至った。 同社は本実証を通し、宇宙用CIGS太陽電池セルの宇宙空間における特性の確認と発電の安定性の検証を行い、また、この検証結果を踏まえながら、宇宙用CIGS太陽電池の市場参入に向けた開発を加速し、持続可能な宇宙開発への貢献を目指す。 ニュースソースを読む
2025/11/11 19:00:00
宇宙用太陽電池の軌道上実証に搭載
出光興産が開発する宇宙用 CIGS太陽電池セルが、JAXAが行う次世代宇宙用太陽電池の 軌道上実証「SDX」の暴露部に搭載される。 ▲出光興産が開発する宇宙用CIGS太陽電池のサンプル SDXは、JAXAが開発する新型宇宙ステーション補給機「HTV-X1」が宇宙空間で行う実証の一つで、太陽電池の出力を定期的に計測し、宇宙軌道上で正常に動作することを確認するものある。宇宙空間は真空で、かつ放射線・極端な温度差があり、そのような過酷な状況でも、補給機や人工衛星などの宇宙インフラにエネルギーを供給できる高性能な太陽電池の開発が期待されている。 出光興産が開発する宇宙用CIGS太陽電池は、非常に高い放射線耐性を持つという点や、将来的に宇宙産業におけるコストダウンへの寄与が期待できるという点から、宇宙用太陽電池の研究の一環として、SDX実証装置への搭載に至った。同社はSDXを通し、宇宙用CIGS太陽電池セルの宇宙空間におけるこれらの特性および発電の安定性を検証する。 ニュースソースを読む
2025/11/10 19:00:00
「宇宙×美容」共創成果を出版
宇宙美容機構は、マンダム、GVA法律事務所と共に、「宇宙×美容」共創プロジェクトの成果をまとめた書籍『SPACE BEAUTY BOOK.宇宙と地球 未来編』を制作し、10月31日に出版した。 ▲ビジネスと研究に役立つ構成のリサーチ&ビジュアルブック 同書は、「宇宙×美容」という新領域を産業・社会・文化の視点から体系化した初のリサーチ&ビジュアルブックで、ISSや月面開発、民間宇宙旅行が現実となる時代に、美容を単なる外見を整える行為ではなく「人間らしい生活(QOL/ウェルビーイング)の基盤」として再定義し、未来社会における役割を描き出している。 「宇宙×美容」という新しい切り口から、美容業界の現状と未来像を俯瞰し、2050年を見据えた社会変容と美容の可能性を体系的に整理。業界関係者はもちろん、宇宙産業や新規事業に関心を持つ方にとっても、未来の暮らしを構想する上での実務的な知見を提供する。 ニュースソースを読む
2025/11/07 19:00:00
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