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ヘッドライン(新着。更新情報)

次世代地球観測衛星7機打上げ
アクセルスペースは、2026年に、次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」7機の打上げを行う。これにより、自社で運用する衛星コンステレーションを10機以上の体制に増強し、広範囲を高頻度に観測することを可能にする。 ▲GRUS-3のミッションパッチ 7機のGRUS-3は同一地点をほぼ同一時刻に毎日撮影(北緯25度以上の地点において可能)し、高度585kmの太陽同期軌道ら一年を通して安定した日照条件で地表を観測する。1機あたりの観測幅は28.3km、最長観測距離は1,356kmであり、7機合わせて1日に最大230万㎢を撮影する能力を有し、特定のエリアを指定して撮影する同社のタスキング技術と組み合わせ、顧客の情報収集や意思決定を支える。精密農業、森林監視、地図作成のほか、環境、金融、不動産など幅広い分野の需要に対応し、地球観測データ活用を促進していく。 GRUS-3は、現在運用している5機の地球観測衛星「GRUS-1(グルースワン)」と一体運用され、アクセルスペースの衛星コンステレーション拡張に寄与する。同社は地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、世界30カ国以上の行政機関や民間企業にサービスを提供してきた。 ニュースソースを読む
2025/04/24 19:00:00
国土交通省策定技術カタログに掲載
天地人の水道DXサービス「天地人コンパス 宇宙水道局」が、国土交通省が策定した「上下水道DX技術カタログ」に掲載された。国土交通省では基本的な方針として「強靭で持続可能な上下水道システムの構築」を掲げている。 ▲上下水道審議官グループ「上下水道DX 技術カタログ」(出典:国土交通省HP) 「天地人コンパス 宇宙水道局」は、宇宙ビッグデータを活用し、宇宙から観測される地表面温度や地盤変動等が漏水リスクと関係することを見出した世界初の技術であり、すでに20を超える自治体の8万kmを超える管路長に対する分析実績がある。導入いただいた自治体の皆さまから、漏水リスク診断と調査策定を一元管理できる漏水リスク管理業務システムとして高く評価されている。 2024年8月に閣議決定された新たな政府方針である「水循環基本計画」のもと、国土交通省として上下水道施設の老朽化や管理に精通した熟練職員の減少などが急速に進む中、将来にわたり上下水道サービスを提供し続けるためには、デジタル技術を活用し、メンテナンスを高度化・効率化させる上下水道DXの推進が重要となるとの立場をとっている。そこで、上下水道施設のメンテナンスの高度化・効率化に向けたデジタル技術の導入を後押しするために、「上下水道DX技術カタログ」が策定された。 ニュースソースを読む
2025/04/18 19:00:00
英国諮問委員会に専門家4名を任命
アストロスケール英国は、新しく発足された英国諮問委員会に4名を任命した。防衛、民間宇宙、航空、そして宇宙の持続可能性の各分野における専門家として、英国および欧州におけるアストロスケールの戦略的成長を導く重要な役割を果たす。​​ ​​ ​​ ​​​​​​​​​​​​​​​ ​​​​​​​  ▲4人の業界リーダーたち 今回任命されたのは、リチャード・フランクリン氏、レイチェル・ガードナー・プール氏、イアン・アネット氏、スチュアート・マーティンの4名。 順に、主な略歴を追えば、フランクリン氏は、直近では英国Airbus Defence and Space社に8年間在籍し、セキュア・コミュニケーション部門の責任者を務めた後、英国マネージング・ディレクター兼セキュア・コミュニケーション部門責任者に就任した。​​​​​​​ プール氏は、航空・航空宇宙分野の熟練経営者であり、公認数学者で、英国宇宙庁、民間航空局、Connected Places Catapultで要職を歴任し、数々の変革プログラムを主導してきた。アネット氏は、電気通信、防衛、宇宙分野の第一人者であり、以前は英国宇宙庁(UKSA)の副長官として、打ち上げや宇宙ベースのPNTを含む、すべての英国の宇宙プログラムを担当。マーティン氏は、宇宙分野で長く多様なシニアリーダーシップのキャリアを持ち、宇宙産業における戦略家として高く評価されている。 ニュースソースを読む
2025/04/17 19:00:00
ベンチャー企業選手権で受賞
ダイモンは、「東京ベンチャー企業選手権大会2024」において「きらぼし賞」を受賞した。同コンテストは、3月12日に住友不動産大崎ガーデンタワーのTUNNEL TOKYOにてファイナル審査が行われ、各部門の最優秀賞や特別賞が決定した。 ▲(左)ダイモン・中島社長 と(右)きらぼしキャピタル・田中社長 受賞理由としては、開発した月面探査車「YAOKI(ヤオキ)」による、日本初の民間企業による月面到達と撮影成功という歴史的快挙、およびその技術を応用した地上ロボット開発への展開が挙げられる。月面で培った技術を活かし、現在は老朽化ビルの点検に活用できる天井裏点検ロボットの開発も進行中など、社会課題の解決にも貢献する、宇宙×地上技術のシナジーが高く評価された。 東京ベンチャー企業選手権大会2024は、「東京からユニコーン企業を創出する」をスローガンに掲げ、東京都と内閣府の後援のもと開催されたピッチコンテスト。​主催は東京ユニコーンプロジェクト運営委員会が務め、​同大会は将来的にユニコーン企業となる可能性を秘めたベンチャー企業を発掘・支援することを目的としており、ユニコーン部門(​売上高1億円以上)の企業、ヒヨコーン部門(​売上高1千万円~1億円未満、創業1年以上〜5年以下の企業)が対象となっている。 ニュースソースを読む
2025/04/16 19:00:00
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